2025年8月27日
京都地方最低賃金審議会が京都労働局長に対し、現在1,058円から1,122円(64円)に引き上げることが適当であると答申しました。
引き上げ額及び引き上げ率は過去最大で、2025年11月21日より発効予定です。
「なかざわ社労士からのワンポイント解説」
最低賃金は、パートやアルバイトだけではなく
当然、正職員にも適用されます。
最低賃金をクリアしているかは手当(一部除く)も含めて計算して良いことになっていますが
手当を支給されない方がいる場合は要注意です。
例えば、資格手当を算入すると最低賃金クリアする場合は
資格を持っていない正職員は最低賃金を割ってしまう可能性があります。
月平均の所定労働時間が172時間だとすると
172時間×1,122円=192,984円が最低賃金ラインです。
基本給19万円+資格手当1万円=月給20万円等に設定している法人は気を付けてください。
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2025.08.28